No34メルマガ/4.ARROWS🏹2023年2月号

最近めっきり寒くなりました朝晩はマイナスになることもしばしばですね。地球温暖化なのに何でこんなに寒いのでしょうか。。。世の中が電気を使っている限りエネルギー費はかかりますし、私の電気代も昨年に比べたら2倍くらいになって本当にびっくりしました。世間のニュースでは戦争の影響もあり火力発電所は計画も稼働も史上最大に増加しているそうです。また原発事故もあり世界的に脱原発と言って原子力を頼らない流れを目指していましたが、あのドイツでさえ原発の稼働期間を延長するというニュースに驚いております。

今後本当に困っている人たちが多数でてきた場合には、脱CO2や脱原発と、どここまで世界は言って進めることが出来るのでしょうか?今ある食事を食べれなくなった時に果たして、、、お時間がある時にメルマガを一読ください。

 

インドネシア 「特定技能」在留資格支援する教育施設開校

インドネシアで日本の「特定技能」の在留資格を取得するための教育施設が開校し、日本で働く人が増えることが期待されています。

インドネシアの首都ジャカルタに開校したのは、日本政府が2019年に外国人材の受け入れ拡大のために導入した「特定技能」の在留資格の取得を支援する教育施設です。1/18、日本とインドネシア両国の政府関係者も出席して開校式が行われました。この教育施設は、アジア各国で日本で働くための人材の育成や支援などを行っている東京の企業が設立しました。施設では、審査のうえで選ばれたインドネシア人におよそ6か月かけて日本語や介護などの知識を無償で学んでもらい、「特定技能」の試験に合格したあとは日本に送り出します。

インドネシアは300万人以上が外国で働いているとされていますが、ことばを習得するための教育を受ける費用が工面できないなどの問題があり、日本で働く人はマレーシアなどに比べて少なく、日本とインドネシア両国は教育施設の開校で、日本で働く人が増えることに期待しています。(NHKオンラインニュースより)

日本の賃金が仕送り目減りして帰国する人が、、、

ベトナム人特定技能の人たちの給与額は通貨為替レート2019年9月時点で1円あたり約220ドンだったが、2020年末の223ドンをピークに円が下がりだし、ドン高で2022年10月には162ドンまで下落(本日1/31現在は182ドン)となっています。来日時と比べて約4分も1目減りしています。月収にして25%とも給与が減るというのは、日本で働いている日本人が同じ仕事をしていて給与が上がらないと嘆いていますが、もっと彼らベトナム人は深刻で25%も国に帰ったらマイナスになっています。そうしたらもう日本を選ばない人も出てくるのも自然の流れです。割のいい仕事に転職したり、他の賃金の良いオーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾や中東の国を選択するのもおかしくないですよね。また、辞めて国に帰国を選択をする人も出てきており、当社メンバーも給与を理由に帰国を選択したメンバーが出てきました。

日本を脱出して海外に出稼ぎに行く日本人若者再び!!!

1回目が明治維新後の開国期、第二次世界大戦後の敗戦期、そして最近3回目の出稼ぎで海外を目指す若者たちが非常に多く現れています。過去2回は日本政府が先導してアメリカや南米を目指した人たちが増えていましたが、今回は日本では稼げない、新しいことに海外の方が挑戦できるとして日本を飽きられめて自発的に海外を目指す若者です。

日本経済が良い時は海外から外国人を多く受け入れていましたが、最近のコロナ後の取引拡大、ウクライナ戦争の原価高に加えた円安、30年前では考えれない海外で稼いで日本に送金もしくは長期的な移民を意識した海外新天地をめざす若者が日本で増えています。

私が海外にバックパッカーとして海外周遊に出かけた時期は、バブル崩壊後のアメリカニューヨークで9.11があった2000年代です。北米や南米では当時も多くの若者に会う事が出来ました。その人たちは海外で本当にいろいろな経験をしたいという人が多く、ワーホリで来ている人もどちらかと言えば、稼ぐより必要最低限の仕事をして旅行や留学をする人が多くいました。

ただ、最近知り会った20代の人でいまカナダに居る人の話ですが、旅行や勉強ではなく、単純に出稼ぎに来ており、お金を稼ぐそうです。しかも日本でしっかりとした仕事を持っている人がそのようなことを言っていたので驚きでした。私が行った当時は、フリーターや学生が多く海外を目指して渡航をしていましたが、今は日本で定職についているのにもかかわらず、退職して海外を目指す若い人が増えているようです。

日本とフィリピンの入管施設の怖いところ

最近、ニュースでも話題になっている押し入り強盗の犯罪グループが、フィリピンの入管施設(一時勾留施設)から日本に指示をして組織的な犯罪につながったグループが大きく話題になっています。そもそも日本の拘留施設と違ってそんな自由に外部とコンタクトができたり、賄賂を払えば塀の外へ出れて変わらず、生活が出来てしまうことに驚きました。そもそも国として犯罪者がさらに犯罪を公然と塀中で行うことが出来るフィリピンという国にも責任はあるのではと思ってしまいました。

刑務所での面会のイラスト 釈放のイラスト

逆に日本の入管施設は外国籍の人たちに対する接し方が違う意味で厳しく閉鎖的です。もちろん入管施設に拘留される人たちにも何らかの過ちがあるのも事実だとは思いますが、不自由な冷たいストレスな生活を送らせて良いのとは違いますし、人権を奪っているのではと思う事もあったります。いろいろな理由があり施設だけの問題ではないとも思いますが、厳しい環境に隔離して人としての必要最低限の生活を奪ってしまう環境になっているとしたら、それは国として考えることも必要です。

入国管理局のイラスト